中1のみなさんへ
7/9、7/10は初めての定期テストです。小学校と中学校のテストの違いを把握しておくことがとても重要になります。
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小学校 |
中学校 |
テスト範囲 |
単位ごとのテストなのでテスト範囲は狭い。 |
数か月分をまとめてテストするので範囲は約2倍 |
勉強時間 |
範囲がせまく、復習を目的としているので、勉強せずに高得点もとりやすい。 |
範囲が広いので、試験範囲の発表(早くて2週間前)のタイミングで本格的に勉強開始しないと、高得点は難しい。 |
テスト内容 |
基本重視の傾向、単元の確認テスト |
基本と応用力が問われるテスト。範囲を勉強したことを前提に作られるので、量も多い。解くスピードも気にしないと間に合わない(それだけ準備が必要) |
では、どうやって学習するといいでしょう。なかなか点数がとれないお子さんに多いのが・・・
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「学校ワーク」を提出目的で完成させている!
テストはよく学校ワークから出題されます。そのワークは提出期限が設けられ、解答も配られます。提出期限を守らないと成績に響くので、背に腹は代えられない。とりあえず解答を見て、ワークを完成させ、完成したワークを見て覚えて、理解した気になって、テストに臨む。(見るだけ勉強)
テストで良い結果を出すには、インプット(覚える)とアウトプット(覚えているか実際に解く)の両方の準備がないと難しいです。実際にワークを解くことが重要なのですが、勉強スタートが遅れると、提出期限に間に合わないので提出目的でワークを完成させることが多いです。
ワークを解くときは、「理解することを目的」としなければいけません。分からない問題は解答に頼ってもいいのです!①解答を見て、分かったら、解答を見ずに解いてみる。②解答見てもよく分からないときは「何で??」をそのままにせず解決する(塾に持ってきて質問するなど)
英語の学習法
・範囲の英単語を覚える(確かにローマ字と違って初めは苦労するお子さんも多いです。ここは反復して覚えていきましょう。この努力を怠れば、3年になっても覚えられないままです。初めにこの努力をしてれば、だんだんと覚えやすくなります。
・教科書の音読(すべてスラスラ読めるようにしておきましょう。その日本語訳も言えるように)
・ワークを実際に解く。(単語を全く覚えていない状態でなく、ある程度覚えている状態で解きましょう)
数学の学習法
・ワークを実際に解く(間違った問題は、印をつけて再度解いてみる。繰り返しとくことで点数はアップします)
・用語も覚える(絶対値、交換法則、結合法則、自然数、減法、除法など・・・)
国語の学習法
・学校の先生の色が出やすい科目。日ごろからしっかり授業を聞き、どの辺を先生が重要視しているかつかんでおく。
・ワーク、漢字を実際に解き、授業で配布されるプリントも勉強しておく。
理科の学習法
中学から理科嫌いになるお子さんは多いです。しかし一旦本気で勉強すれば点数もグンと伸びる科目です。
・計算問題はしっかり公式を覚えて、実際にとく(今回はほぼないと思います)
・暗記科目はただ一問一答で覚えるだけでなく、いろんな事象(光合成、呼吸、蒸散)がどういうことか説明できるようにしておけば、暗記もしやすいでしょう。図を使った問題なども重要です。
社会の学習法
覚えるべき内容が小学生の時より圧倒的に多いです。社会で点数をとっていないお子さんは苦手というより、テスト日までに勉強が間に合っていません。
・暗記科目なので学校ワークを繰り返し解きましょう。
・暗記科目の場合、それに興味を持っているか否かで大きく違いが出ます。テスト直前にはお薦めしませんが、普段から歴史の漫画を読んでおくことは役に立ちます。